日本奪還

美しき祖国を守り、次世代の子供達に引き継ぐ為に。

新潮45 小川論文はそんなにおかしいか

また新潮45がLGB(T)の件で、マスコミと左翼に大変な騒ぎを演出されていますね。


先般、この問題について自分の見解は述べさせて頂きました。
https://sarutobisasuke.hatenablog.com/entry/2018/09/02/LGB-T%E3%81%AF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E5%BC%B1%E8%80%85%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B


今回は小川榮太郎さんの寄稿に猛反発していますが、どうせまた全体を無視した言葉の切り取りによる揚げ足取りだろうと思い、新潮45を買いに行きました。


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銀座の三省堂で滑り込みでゲットしました。
凄まじい売れ行きです。


手に入らなかった方々の為に、ここに小川さんの記事全文を紹介します。

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赤線の部分が、今回叩かれている部分です。
前後の文脈を読んで頂ければ、巷の批判が、単なる切り取りの揚げ足取り中心であるとお分かりになると思います。

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□性をさらけ出す事に対しての抵抗感は罪か


小川さんの文章は確かに辛辣で、表現は挑発的でもあります。

それは、今に至るまで継続する、杉田議員に対する一連の報道暴力によるリンチの経緯があってこその寄稿であるゆえ、感情面でも共感出来る部分があります。

伝統を重んじる保守的な立場での発言をされていますが、中高年の保守的な日本人にとっては、口に出さないまでも共通する一般的な認識ではないでしょうか。

そして、人間社会と性の関わりについて、LGB(T)の立場ではなく、ヘテロの立場を保った上で本質的な議論を提起していると思います。


実際、性に対する趣向についてのみならず、性行為自体を暗黙の了解で社会がタブーとしてきた事実を否定出来る人はいないでしょう。

公衆面前での性交は違法とされている国が殆どでしょうし、夫婦の営みを子供に見せる事は、当然世界共通のタブーです。

正直、家族でテレビを見ている時にカミングアウトする人達が現れると非常に気まずいものがあり、止めてもらいたいと思うものです。


ここ最近、カミングアウトがブランディングされ、「勇気ある弱者の魂の叫び」として、絶対反論不可能な存在に祭り上げられている事に強い違和感を覚えます。

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カミングアウトは別に偉くもなんともありません。
LGBTでも下品な奴はただの下品な奴ですし、バカはバカです。


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杉田議員のデモを呼び掛けたこの男は、中核派レイシストしばき隊であった事が判明しています。


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少し前まで、ゲイだとカミングアウトもしていなかったのですが、杉田発言以降にプロフィールにゲイだと記載したのです。
嘘くせぇ~

つまり、カミングアウトした人間が本当にセクシャル・マイノリティであるかは周りからは分かりようがないのです。


証明する手段が無い以上、差別特権や政治家バッシングに流用したい悪意のある人間からすると言ったもん勝ちなんですよ。

最近、自分はアイヌだと言い始めた自称アイヌと同じなんです。


カミングアウトする人間は、自己の証明をしませんし、マスコミも求めません。宣言しただけで拍手喝采です。

カミングアウトした方に、恣意的に特別な評価を与え発言を神聖化し、言論弾圧をしたり政治活動に利用するのは卑劣極まりないと思います。

寛容な社会、個人の人権や自由の名の元に、大声で同性愛などのカミングアウトをする方々に節操の無さ、違和感を持つのは極自然な感情と思いますが、それを「時代」とか「個性」という社会のトレンドを背景に受け入れて黙認し、許容しているのが一般的なヘテロの本音でしょう。


日本の社会は、未だ欧米並にLGB(T)に対する耐性が育っているとは言い難く、あくまで「許容」しているに過ぎない環境にあります。
今回異常な程反発している方々を見ていると、「違和感を感じると差別だ」と言える程の押し付けに近い圧力を感じるのです。

ヘテロが社会の構築の主体である以上、同性愛は異質、異端であると考えたり、述べる自由も許されないのでしょうか。

小川さんの感じ方がそうであるように、他人がどう感じるかを強要など出来るはずがないでしょう。

思想の自由を、マイノリティの為に捨てさせるつもりだとしたら、傲慢と言うより他ありません。

議論さえ許さないと言うのは、ヘテロへの差別であり、狂信的なファシズムに過ぎません。



性的指向性的嗜好は明確に区別出来ない

指向と嗜好は違うと言う、いつもの彼らの主張がありますので見てみます。


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どの人間を恋愛や性愛の対象とするか・・性的指向
何に対して性的に興奮するか・・・・・・性的嗜好

どうやら、無意識か否か、人間を対象とするか否かで指向を定義しているようですが、愛する対象は、例え人間ではなくとも人生を捧げる対象となり得ます。


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例えば、ダイアン・フォッシーが、成長過程で意識的に人間を避け動物に強い愛情を持ち、マウンテン・ゴリラの保護の為に命を捧げた事は指向にならないと言うのでしょうか。
https://matome.naver.jp/m/odai/2138980631330448201


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肉体は存在しなくても、尾崎豊の男としての魅力や生き方に共感し、音楽を嗜好し愛し続けるファンも指向ではないのですか?


小川さんは、LGB(T)を性的嗜好と定義していますが、私もそう考えています。
理由は、同性を愛する事と同時に、そこに性的快楽が伴う関係性があるからです。

性的興奮の対象が同性であるからLGB
愛する対象が同性であるからLGB

この二つを、一体第三者はどう見分けるのでしょうか。


【嗜好→指向】
身体のグラマーな女性に興奮して接触し、話して時間を過ごし愛が産まれる事は普通ですよね。

【指向→嗜好】
同性愛の始まりについて、同性に恋心を感じていたヘテロが同性愛者に愛撫される事により興奮し目覚めるというストーリーは、同性愛者にとっても日常的にあるのではないでしょうか。


嗜好から指向、指向から嗜好は、言葉が違うだけで
本質的には行き来するもので同質のはずです。

指向は、自分ではどうにもならないと彼らは言いますが、アル中やヘビースモーカーなどの嗜好性も、止めたくても離脱出来ない背景があります。

「酒が無くて何の人生か」と酒をあおって生きる方々も、ある意味真のある指向ではないですか。


LGB(T)を利用している方々を見ていると、単純に「嗜好」と言われると軽く扱われてしまい、社会的に権利を主張しづらくなる為に、「指向」には「愛」と言う他者が介在しづらい概念を潜り込ませ、嗜好と距離を置き区別したいように見えるのです。

そうする事で、結果的にはLGB(T)を不可侵、アンタッチャブルな存在にしつつあるのですが、それこそが偏見を産む原因ではないですか。


私は、性的嗜好だからLGBを認めないと言うのでは全くありません。

指向だから嗜好とは違うなどと、口先の誤魔化しや詭弁を弄するのではなく、LGB(T)を個性として理解を求めれば良いのではと思うだけなのです。



□LGBを手放しで認めないと差別になるのか

私は、LGB(T)は個性だと思っています。

一生独り身で動物やフィギュアを愛して暮らす人と同じ感覚です。

興味がない方にとっては、それらに過剰な執着を見せる人に違和感や抵抗があっても、何ら不思議はないでしょう。
要は価値観の問題です。

私は音楽が好きで、エレベーターなど一人になる時に良く口ずさんでいますが、たまに扉が空いた時に人が居て苦笑される事があります。
私の度を超えた音楽愛に他人は違和感を感じているんでしょうが、理解されなくても仕方がないと納得しています😂


冗談はさておき、小川さんがLGBを私的な主題と言うように、これは完全に個人の問題であり、本来国家や政治が関わる問題ではないはずです。

一点、小川さんと見解が違うのはトランスジェンダーです。
これは先天性のものも見受けられるようですから、医学的に治療が必要と証明されるならば、社会で保護する対象となりうると考えます。

また、女装の嗜好性があるだけの方々はトランスジェンダーとは区別すべきではとも思います。


彼らの運動の継続により、社会に理解を求められるようになった為に行政の啓蒙活動や経済界の支援が産まれているわけであり、LGBは本来救うべき弱者であったり、助けが必要な病人ではありません。
私達ヘテロと同じ個性的な人間です。

人間である以上、性だけではなく、容姿、振る舞い、性格、貧富、境遇など、悩みや問題は個々に無数に存在します。

それを、LGB(T)の性の悩みだけを特別扱いして良いのかと言うメタファーとして、小川さんは痴漢やサド、マゾを出しただけに過ぎません。

犯罪である痴漢を持ち出した表現がまずかったと言う反論はあると思いますが、性の悩みと言う本質から言えば、痴漢、盗撮、ペドフィリアも悩みの一端と言えるのではありませんか?

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実際に、イスラムやアフリカ諸国では、同性愛自体を犯罪としている国があるじゃないですか。


感情的なスカートめくりは、子供がやれば無罪ですが、大人がやれば逮捕ですよね。

好きな女の子の上履きを隠すイタズラもフェティシズムと関係があるかも知れませんが、大人が会社でやったら、セクハラで警察に突きだされたりクビになるかも知れません。

犯罪は、秩序を保つ為に社会が法で縛っているものです。従って、性の悩みの本質的議論に違法か合法は関係ないはずです。

全体を無視し本質的な議論から逃げ、切り取りによる印象操作だけで叩きまくるマスコミや左翼にこそ偏見があり、問題があるのです。



□本屋が率先して焚書してどうする

今回、小川さんの記事を掲載したことで、新潮の書籍をボイコットする動きが出ています。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15337566/

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NHKなどのマスコミが、杉田議員を相模原事件の植松と同一視したりするのは侮辱や言葉の暴力ではないのでしょうか。

実際に、杉田議員は殺害予告や襲撃を匂わされていますが、こちらはリアル暴力の脅迫ですが問題ないのですかね。


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不買運動を起こすつもりがないって、この一連のツイート自体がまさに不買運動ファシズムの発端を喚起してるんですけど。

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逆の意見を見せて下さいって、逆の意見しか世の中で取り上げられずに延々と杉田議員が報道リンチを受けているから、新潮はその逆の意見を提起しただけなのですが。


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人権など蹂躙していません。LGB(T)に興味がなく、取り上げるのはおかしいと言うのは一つの意見でしょう。

それを認めず、記事にしなかった新潮以外の出版社こそ、多様性に理解がないファシストでは?


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私からすると、少年Aのこの書籍こそ被害者遺族の人権を蹂躙し、書店から排除すべき書籍だったと思いますが、これには異論がなかったんですかね。

猟奇殺人鬼の自画自賛手記には憤慨して不買せず、LGB(T)への異論はヒステリックに不買とは、どんな正義感なのか全く理解出来ませんね。


まあ、人権を守れと思うのは的外れの言い掛かりですが、個人の意見としては別に良いでしょう。
新潮が嫌いならば、黙って勝手に売るのを止めればいいだけです。

しかし、書店が公に出版社を排除する事を宣言してしまうのは、単なる思想に対する弾圧ではありませんか。


この過剰反応による排除を目の当たりにした他の出版社は、LGB(T)について記事を掲載する際に、否定的な見解を自主規制する力が働くことになるでしょう。

それを望んでいるのが明らかに分かるツイートですから、始末に終えない焚書レイシスト本屋なんですけどね。

本が売れないご時世、マイノリティに寄り添う名目の偽善的スタンドプレーで、極左の固定客を獲得する目論見に見えますよ?


これらの本屋に、レイプ表現が含まれる暴力的なエロ小説や、未成年が性の対象になったエロ漫画などが全く無いか、また、エロ雑誌が目につく場所に陳列されてないか、是非確認してみたいものです。

もし存在するならば、これは子供や女性の人権を冒涜していると言わねばならなくなりますかね。
(馬鹿みたいにいちいち言いませんが)



□出版社の偏った薄甘い正義が気持ち悪い

新潮のアカウントが、新潮45に批判的なツイートをリツイートし、それに他の出版社が賛同するような流れが起こりました。


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良心に背くとはどういう事でしょうね。
LGB(T)に違和感を感じる言論は、良心に背くと言いたいのでしょうか。
良心の定義を一方的に決めているのは偏ったマスコミでは?


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岩波書店は、広辞苑で台湾を中国の一部の「台湾省」と紹介するほど偏りがあり、「世界」などは、反安倍政権まっしぐらの極左ですから驚きはありません。


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河出書房新社は、しばき隊野間の本を出版してから
様子がおかしくなっているようです。
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文春は時に野党のネタも金にしますが、基本的には反体制寄りですね。


これら出版社は、特定の意図に反したり、特定のグループについての反論を許さないと言う意思表示をしていますが、これも言論の自由に対する抑圧であり、出版社としては致命的ですね。

勿論、朝日新聞毎日新聞など、偏向が当たり前になっているメディアは存在しますし、思想的なスタンスを出版社が示す事は黙認されています。


朝日や毎日はデマがありますから、許容は出来ませんが、デマではない反論について規制する事に賛同するのは、言論の自由に対する挑戦ではありませんか。

LGB(T)が嫌いな方々にも人権がありますし、それを語る権利があります。

LGB(T)の人権だけを与する事が、ヘテロへの差別になる事を理解していない出版社ばかりだから、こんな騒ぎに発展しているだけじゃないですか。



□左翼と反日マスコミとは議論は基本成立しない


前回は「生産性」の切り取りで、今回もやはり断片的な切り取りで騒いでいるだけでした。

彼ら左翼や反日マスコミは、イデオロギーありきで
他者の反論を封殺する事が目的ですから、全体を読んで議論する事をしないですね。


本来、反論する事も無意味な騒ぎではありますが、反論しなければ、偏った報道暴力によるリンチで
杉田議員への人権侵害が正当化されてしまう。

バランスをとる為に新潮は反論を掲載したのではないでしょうか。

今回の騒動は、新潮にとってある程度織り込み済みであったのでしょうが、物議を醸す事を前提に敢えて敢行したのだと感じています。

新潮の社長が声明を出し、火消しに回った事は残念ですがね。


□左翼は小川さんの術中に嵌まったのでは

小川さんの文章は、議論としては理解出来ても、表現が挑発的で反発を産むのは致し方ない部分はあります。
彼の文章を理解出来ない、嫌悪感を感じるのも思想の自由です。

彼は、炎上するのを想定して、敢えてこのような表現を選んだと思いますが、そこには杉田議員への集中攻撃を自分に向けさせて緩和する意図があったと思います。

また、LGB(T)の生産性の議論に対して、左翼や偏向マスコミの言いっぱなしで終わらせず、私達一般人にも考えさせる機会を作る意図もあったでしょう。


結果、左翼のヒステリックな発狂を誘発し、書店や出版社の言論弾圧にまで至る事態になり、LGB(T)過剰擁護派の醜態を晒す事になったのは、ある意味小川さんの術中に嵌まったと言えます。


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杉田議員のTwitterは、止まってからもう2ヶ月になろうとしています。

たった一つの発言の切り取りで、殺害予告をされたり、言論活動が封殺される事態が継続している状況は、甚だ異常であると言わざるを得ません。

LGB(T)に対して、異論を唱える事がタブーにされつつある中、やはり、杉田議員の寄稿は、今の偏った世の中に対して必要不可欠な提言であったと痛感するばかりです。

彼女が、日本人の為に先陣を切ってせっかく踏み込んでくれたタブーです。

今こそ、一般人の私達も議論に参加して反論すべきものについては反論すべき時ではないでしょうか。





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